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三輪 邦彦×高嶋 ちさ子

GINZA CONNECTIVE VOL.11

三輪 邦彦×高嶋 ちさ子

2012.08.01

ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんと、銀座人たちの対談シリーズ。高嶋さんにとって銀座は、仕事でもプライベートでも思い入れのある街。そんな高嶋さんに、ゲストの方をお迎えして銀座のあれこれをディープに聞いていただきます。今回のゲストは、日本で最初にダイヤモンドエンゲージリングを紹介した宝石店「宝石専門店ミワ」の代表取締役社長、三輪邦彦さんです。

日本で初めてダイヤモンドエンゲージリングを紹介した「宝石専門店ミワ」。

高嶋さん
お店は何年目になられるのですか?
三輪さん
1915年に初代が始めてからもう100年くらいになりまして、私に代替わりして55年目になりますね。現在の場所の銀座に移転してきたのは、ちょうど東京オリンピックの前(1964年)です。
高嶋さん
創業当時から宝石の専門店だったのですか?
三輪さん
ええ。当時の日本はまだ正式に宝石を輸入できなかった時代で、東京オリンピックが終わった頃からやっと正式に輸入できるようになったんですよ。それでも当時は、時計屋さんや眼鏡屋さんが宝石を扱っていることが多かったので、最初から専門店というのは非常に珍しかったと思います。1954年には真珠の養殖業も始めたんですが、うちのように宝石も真珠もやっているのはさらに珍しいと思います。
高嶋さん
すごいことですね。ところで、私も結婚するときにエンゲージリングをもらったんですけれど、この習慣はミワさんのところから始まったと聞いていますが……。
三輪さん
元々海外で行われていたエンゲージリングの習慣を、日本でもやってみてはどうかと思って始めたんですよ。日本で初めてダイヤモンドエンゲージリングを紹介したお店がミワということですね。

曾宝石を可愛がって、一生の宝だと思うのがいいと思う。

高嶋さん
宝石を買い付けに行かれたときに心に残っているエピソードはありますか?
三輪さん
お得意様のなかで本当に宝石が大好きな方がいらっしゃって、目利き役として一緒に原産地を周ったことがありますね。
高嶋さん
すごいですね!行ってみたいです。
三輪さん
でも危険なこともたくさんありましたね。買い付けに行ったとき、ホテルを出たら命はないと思えと言われたこともありましたし、スリに遭ったこともありました。
高嶋さん
やはり大変なお仕事ですね。ところで、女性が憧れる宝石といえばやはりダイヤモンドだと思いますが、宝石にも流行などはあるのでしょうか?
三輪さん
今はとくになくて、どちらかというとご自分がお好きなものを選ばれるようですね。
高嶋さん
その感覚わかります。私はヴァイオリニストなので、楽器を選ぶときに音の良さはもちろんのこと、第一印象というのもすごく重視するタイプなんです。なので、エンゲージリングを選ぶときも、グレードがいいダイヤモンドをすすめられても全然魅かれなかったことを思い出しました。
宝石って、なんというか不思議な縁がありますよね。
三輪さん
そうですね。やはりなにかしら感じるものがあります。たとえば、ブルーダイヤモンドなんかは、手に入れた人に不幸を呼ぶ、というような伝説もありますしね。また、逆も然りで宝石を持ったことでいい事が起きたというような人もいますし。人間の思い込みの力かどうかはわかりませんが、宝石の神秘だと思います。宝石を可愛がって、一生の宝だと思うのがいいと思いますよ。

宝石専門店ミワ 銀座本店の外観

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