銀座八丁神社めぐり2023

京都の伏見稲荷から勧請したといわれている、江戸時代からの銀座1丁目の護り神。その昔、太刀の市がたったことから太刀売稲荷といわれていた。縁結びのご利益がある神社として有名。

銀座1-5-13
(並木通り1丁目、路地入る)

その名の通り銀座のお稲荷さんとして、火防、盗難避け、商売繁盛、家内安全に信仰を集めてきた。普段は越後屋ビル(銀座トレシャス)屋上に鎮座しているため、期間中のみ参拝可能。

銀座2-6-5
(銀座トレシャス 銀座ガス灯通り2丁目)

鎌倉時代からあったとされる高野山龍光院の不動明王像を昭和4年に屋上に安置し、龍光不動尊として祀っている。龍光が「流行」に通ずるということで、ファッションにご利益があるといわれている。

銀座3-6-1(松屋銀座 屋上)

古くより銀座三丁目の守護神として祀られてきた神社。安政の大地震により三十間堀に沈み、関東大震災の津波により御神体が出現。昭和60年に現在の大広朝日ビル屋上に安置。商売繁盛、無病息災などの神として知られる。

銀座3-8-12(大広朝日ビル)

1615年頃、板倉内膳匠重昌の江⼾屋敷内に、家内安全、⽕除の神として祀られた。重昌は武要に富み、敬神の念が篤く、⼤坂冬の陣や島原の乱に参加。明治維新後、⽊挽町三丁⽬⽒⼦に寄進される。

銀座3-14-15(木挽町通り)

江戸時代に当地の名主、弥左衛門が江戸城内より分祀したと伝わる。良縁成就や子育て祈願のほか、この辺りから創業した有名企業が多くあることから地域の人々だけでなく、起業家や遠方からも篤く信仰されている。

銀座4-3-14
(天賞堂裏の宝童稲荷小路)

明治初年、三十間堀川の開削中、地中より地蔵菩薩の石像を発掘、世に出る。これが出世地蔵の由来。ご利益は「祈願して成就せざるはなし」といわれている。

銀座4-6-16
(銀座三越9階 銀座テラス)

歌舞伎稲荷神社は近隣の安寧や歌舞伎興行の大入り、安全、お客様や舞台関係者の平穏無事を祈願し祀られている。歌舞伎興行の初日と千穐楽には「奉告祭」が執り行われる。

銀座4-12-15
(歌舞伎座正面・右側)

戦後、この辺りで火災が続発し、調べた結果、かつてこの一角にお稲荷さんが祀られていたことが判明。そこで京都伏見稲荷講中を作り、勧請したところ、以後まったく火災にあわなくなり今日に至る。

銀座5-9-19(あづま通り、三原小路)

いまより200余年前（文化12年）、伏見の本宮より勧請して奉安。白狐の持ち来る豊川稲荷大明神尊像を祀ると伝えられる。大正12年の関東大震災、2年後の日暮里の大火から町内を守ったことは有名。

銀座6-10-1(GINZA SIX屋上)

昭和2年に初代社長が豊川稲荷から勧請したのが始まり。満金龍神成功稲荷を祀っており、商売繁盛、事業成功にご利益があるとされる。普段は屋上に鎮座しており、期間中のみ参拝可能。

銀座7-5-5
(資生堂銀座ビル1階 エントランス)

1600年ごろ明智光秀の家臣安田作兵衛により当所にお祀りされたとの言い伝え。ご利益は縁結びと火防。特に縁結びのご利益で恋愛、商売繫盛、合格の祈願に全国から多くの参拝者が来られる。

銀座7-8-14

源平合戦で活躍した熊谷直実に由来し、数百年の長きにわたり、この地に鎮座している。「も組」の頭、竹本金太郎により戦火を免れ、防火・開運・商売繁盛の神様として親しまれている。

銀座7-12-9
(ホテルミュッセ名鉄外部1階、花椿通り側)