GINZA Q&A

銀座通りの歩道がいつもきれいなのは、なぜ?

 銀座通りの歩道は、1967年(昭和42年)都電廃止により不要になった御影石の敷石を再生していましたが、老朽化のため、一部新しい敷石へと敷き替えられました。
 歩道の幅は6・25メートル。ゆったりした幅員で、歩道の切り下げが禁止されているため、車が歩行者の妨げにならず、ショッピング街路として潤いと解放感を与えています。道路の日常の補修作業は、国土交通省東京国道事務所にお願いしています。
 銀座通りの歩道は銀座通連合会の会員店により清潔さを保っています。かつては個々店で早朝から店舗前の歩道を清掃する風景があちこちで見られましたが、建物のビル化が進み、複数の店舗が入居されている今日は少なくなりました。
 現在は、銀座通連合会が専門の業者に委託して元旦を除く364日の午前と午後の計2回、歩道や花壇・植樹帯のゴミを拾い、未回収の段ボールや、信号や街路灯などポールに貼られたチラシやビラがあれば一緒に回収しています。
 午前の清掃は9時から行われます。銀座は10時、または11時開店という店舗が多いため、その前に歩道がすっかり清められていなければなりません。お客さま第一の街ですから、きれいなことが基本なのです。お客さまが多い午後の時間帯には、ゴミ回収の台車は邪魔にならないよう注意を払いながら作業します。
 ほかに、春と秋の年2回、銀座通連合会の会員約1000人が、国道・都道の道路管理者の協力を得て歩道を一斉に清掃しています。この活動により、歩道がいっそう快適になるとともに、利用者の道路愛護の意識が高まります。また、毎年、チューインガム協会のボランティア約100人の方々が、歩道のガム汚れ清掃をしています。
 歩道上の置き看板、チラシ配り、自転車放置、自転車走行禁止などの安心・安全面での注意喚起も歩道の美観につながっていますので、みなさまのご理解と、ご協力をお願い申し上げます。

(銀座通連合会)