
街からのお知らせ

今年も銀座ディスプレイコンテストの受賞店舗が決定いたしましたのでご紹介させていただきます。
銀座ディスプレイコンテストとは、40年以上前から行われている歴史あるコンテストで、毎年最もディスプレイが華やかになるクリスマスシーズンに銀座全域の店舗を対象に審査を実施しております。
優秀な店舗には表彰を行ない、ディスプレイ写真の展示も開催いたします。
デザインの点で最優秀と認められた店舗 空間活性化により環境への配慮が顕著にみとめられた店舗
      
      
    銀座・伊東屋
      
      
    松屋 銀座本店
      
      
    ミキモト本店
      
      
    和光
      
      
    ISSEY MIYAKE GINZA/445
      
      
    エルメス ジャポン
      
      
    GINZA SIX
      
      
    資生堂パーラー銀座本店
銀座通連合会加盟店のなかで、ディスプレイ(空間デザイン)によって街への貢献と環境への配慮が顕著にみとめられた店舗
      
      
    ティファニー銀座本店
      
      
    ブシュロン銀座本店
      
      
    三越銀座店
      
      
    NISSAN CROSSING
      
      
    HOUSE OF DIOR GINZA
銀座全域から、ディスプレイ(空間デザイン)によって街への貢献と環境への配慮が顕著にみとめられた店舗
継続的な努力・成果も評価し、下記3賞各数店ずつ、計11店舗を選出
◆金賞 最優秀と認められた店舗
◆銀賞 優秀と認められた店舗
◆奨励賞 新しい可能性と将来への意欲を期待できる店舗
      
      
    エトロ ブティック 銀座本店
      
      
    銀座クチュールナオコ 銀座本店
      
      
    ピエール マルコリーニ 銀座本店
      
      
    銀座コージーコーナー
      
      
    KOMEHYO GINZA
      
      
    IL BISONTE 銀座店
      
      
    王子サーモン 銀座店
      
      
    教文館・日本聖書協会
      
      
    ファンケル 銀座スクエア
      
      
    東京鳩居堂
      
      
    銀座かねまつ
| 会 場: | 三井住友銀行銀座支店 ATMコーナー 中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 1F  | 
|---|---|
| 会 期: | 2024年1月13日(土)〜2月29日(木)まで | 
| 時 間: | ATM営業時間(月~土曜日7:00~24:00、日曜日7:00~21:00) *最終日は15:00まで  | 
| 審査期間: | 2023年12月4日(月)~12月15日(金) | 
|---|---|
| 対象店舗: | 銀座全域の店舗 *銀座通連合会優秀賞は、対象を銀座通連合会加盟店に限る  | 
| 審査対象: | 店舗のショーウィンドウ、ファサード、外観などのディスプレイ(空間デザイン) | 
| 審査方法: | 日本空間デザイン協会員と銀座通連合会販売促進委員会による。 予備審査で80店舗程度をノミネート。最終審査で入賞店舗を決定。  | 
| スケジュール: | 予備審査 2023年12月6日(木) 街頭審査 2023年12月9日(土)~12月15日(金) 最終審査 2023年12月18日(月)  | 
| 審査員: | 日本空間デザイン協会 銀座通連合会 販売促進委員会  | 
銀座ディスプレイコンテスト審査委員長 
山田昌之 (日本空間デザイン協会)
銀座の街に、インバウンド中心に人の流れや賑わいが戻ってきました。同時に昨年に引き続き、店舗の入れ替えや工事中の場所が増えて、街の過渡期を強く感じます。
そんな中、今回の審査では、小規模店や大きな通りに面していない店などの良さ、継続して努力をしてきた店を積極的に評価したいというねらいをもって、銀座全域から優れたディスプレイ96点をノミネートし、各賞の選定を行いました。
全体の印象では、4年ぶりに制約のない状況を反映してか、各店の色味がとてもきれいで明るく、商品の見せ方も様々に工夫されていて、小さなお店の丁寧な手仕事からもディスプレイによって街に人を呼び込むという、ディスプレイならではのコミュニケーションの力を感じとれました。
定番のクリスマスモチーフや、ギフトボックスを使ったディスプレイが目立ったのですが、リアルに人に会える時代が戻り、肩の力を抜いてクリスマスを楽しみ、誰かに大切な思いをきちんと伝える、そういう人と人とのつながりが強く意識されているからなのかもしれません。また、リアルにそこにいる人に訴えるアプローチやメッセージ、例えばローソクを吹き消すとまた灯る、ウインドウ内の映像に映り込んで参加できる、店内に生花を飾り香りも届ける、という表現は今年ならではの感覚で受けとめられたのではないでしょうか。
ディスプレイは夜の街を明るくし、夜の散策(銀ぶら)の楽しみを誘う役割も果たしていると思うのですが、閉店で商品を店内に入れ、消灯してしまう店が少なからずありました。そうした中で、美しい映像で20時以降の街を演出するような新しい試みも見られたのは今後への期待を感じるものでした。
このコンテストも40年以上続いていますが、デザイン性の高さのみならず、努力しているウインドウを評価することはとても大切なことで、今回の審査で小規模店舗や継続努力を積極的に評価した取り組みは、変わりゆく銀座の街にとってもよい結果につながることを願うものです。