戦後、崩れ去るそれまでの価値観とまた進取の息吹の中で生育してきた日本の現代美術は、1960年代に入り日本独自の転換期を迎えました。
戦渦を潜り抜けた作家たちの時代に鋭くコミットする問題意識からは、多様な表現が生み出されていきます。
その深さとオリジナリティの高さは、近年、日本国内の動向というドメスティックな捉え方を超えてグローバルな視野で見直され、高い評価を受けることになりました。
本展では、そのような時代を牽引しました岡本太郎や吉原治良を始め、井上有一や浅野弥衛といった孤高の作家、そしてモノ派の代表的作家、菅木志雄に至るまでの多様な表現を展観するものです。
ぜひこの機会にご高覧くださいますようご案内申し上げます。
【出品作家】（順不同・敬称略）
山口長男、岡本太郎、吉原治良、井上有一、浅野弥衛、因藤壽、
荒木高子、三島喜美代、金子國義、菅木志雄、関根伸夫 他
■11月10日(水) ～11月16日(火) ※最終日は午後5時まで
■銀座三越 本館7階 ギャラリー
■HPはコチラ
お問合せ先：03-3535-9219 本館7階ギャラリー直通
お問合せ可能時間：午前10時～午後8時
