(写真左)奄美大島の風景(写真右)銀座もとじ和織店内の機織りの様子
銀座で育つ、世界に一つの大島紬
「銀座生まれの大島紬」プロジェクト、再始動
銀座もとじ 和織の店内で、大島紬が織られているのをご存じでしょうか。
コロナ禍で休止となっていた人気企画「銀座生まれの大島紬」が2025年、再始動いたしました。
この取り組みは、2017年にスタートし好評を博したものの、新型コロナウイルスの影響や東京での織り子の確保が難しくなったことで一時中断していました。
2025年、改めてサステナブルな視点から「価値ある一枚を届ける」ために再開、現在織り進めている『柳柄』は再始動の2柄目となります。
「わが子を育てるように」
一反の布が織り上がるまでの物語を、銀座で見守る
本企画では、大島紬の反物を、機にかかった状態で予約購入いただけます。銀座の店舗に常設された織機で一反の布が仕上がるまでの過程を、お客様ご自身が、わが子を育てるようにその成長を見守りながら、完成までの物語を楽しんでいただきます。
週に2日ほどのペースで織り進め、その進行状況は店頭で直接ご覧いただけるのはもちろんのこと、迎え手となるお客様へ毎週ご報告させていただきます。
一反の反物が徐々に姿を現す様子を見守る時間は、着物という文化と自分自身が繋がる特別なひとときです。
店頭では織り手との会話も楽しめ、ものづくりの息遣いに触れながら、大島紬が生まれる現場を体験いただけます。
直近の機織りスケジュール
毎週水曜日、毎月第2・第4日曜日/各日12時(正午)~17時
9月 24(水)28(日)
10月1日(水)8(水)12(日)26(日)29(水)
※10/15(水)は休業日のためお休み
『大島紬でぃ! 3時のゆらい場』を
9/28(土)に開催します
奄美大島のことばで「でぃ!(発音はdeiではなくdi)」は「さあ、〜しよう!」という呼びかけ。
「ゆらう」は「道すがらに集まっておしゃべりをする」という意味です。
「大島でぃ!3時のゆらい場」とは、つまり「さあ、大島紬を語ろう!3時のおしゃべりの場」。
どなたでも気軽に立ち寄れる、午後3時の小さな集いです。
「いつかは大島紬を着てみたい」
「家にあるけれど出番がなくて…」
「大島紬がたまらなく好き!」
そんな皆さまにお楽しみいただけるひとときです。
銀座もとじ和織・和染には大島紬の機があり、織り手が毎週「銀座もとじの大島紬」を織り進めています。
月に一度は少しだけ手をとめて、機を囲んで大島紬ファンの皆様と一緒にお茶と黒糖でもいただきながら、ゆるりとお話ができればと思っております。
大島紬にまつわる皆様のお話をぜひお聞かせください。
また織り手やスタッフへのご質問もお気軽に。大島紬の制作工程や歴史をはじめ、大島紬の着こなしやお手入れについて等、ざっくばらんにお聞きいただけましたら幸いです。
日 程 : 2025年9月28日(日)15:00~ 20分ほど
ご予約不要です。お気軽にお立ち寄りくださいませ。
場 所 : 銀座もとじ 和織・和染
《お問い合わせ》
銀座もとじ和織・和染 03-3538-7878
銀座もとじ男のきもの 03-5524-7472
どうぞお茶を飲みに立ち寄るような感覚で、大島紬にふれてみてください。
皆さまと「ゆらい場」でお会いできることを楽しみにしております。