■2026年1月9日(金)-23日(金) 日曜・祝日休廊 10:00-18:00 [最終日16:00まで]
美術界において“日本画とは何か”問われる機会が度々ありますが、そのきっかけとなったのが、1985年ギャラリーワタリでの「河嶋淳司展」です。
現代美術ギャラリーでの日本画展ということも相まって、その内容が既存の日本画にはない新時代の絵画ということで大きな反響がありました。
以後、各美術館で“日本画を問う”企画に合わせて北田克己、斉藤典彦、岡村桂三郎ら同世代日本画家たちのグループ展が度々開催され、
“新しい日本画の旗手たち”として美術界に新風を起こしてきました。
その後もそれぞれ活躍され、いま皆日本画壇を索引する立場になっています。私自身同世代の共感もあり、彼らの画業を応援していますが、
いま当時以上にグローバル化が進み、“日本”がより問われる時代、日本発の絵画の意義を改めて発信すべく、同世代日本画家たちのグループ展を企画しました。
今回2回目の展覧会、人生後半を迎えより深まった彼らの画業を認識して頂く機会になれば幸いです。
永井龍之介


永井画廊
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