《永井画廊》「Xmas Gift展 三條弘敬コレクション」

■２０２５年１２月１２日（金）－２４日（水）　日曜休廊　１０:００～１８:００（最終日１６:００まで）
〈※ 銀座ギャラリーズ主催 「Xmas Festa」 12/12-20〉

現代日本画を代表する河嶋淳司、千住博、福井江太郎らを世に出し、木版画もプロデュースし“現代の蔦重”とも称される三條弘敬氏秘蔵コレクションから
彼らの珠玉の作品約30点を展示します。
カルティエの人気ブランド “パンテール” （フランス語で豹の意）CMとして制作された河嶋淳司「パンテール」（2006）、1980年代後半～90年代前半
ハワイを拠点に美しい自然を描いた千住博“楽園シリーズ”、福井江太郎の木版画 等。
いま美術界をリードするアーティストたちをプロデュースされてきた三條氏の功績を称えると共に
クリスマスにふさわしい珠玉の逸品をお手元にてお楽しみ頂きたくご案内します。

永井龍之介

４０年に渡り５人の画家（河嶋淳司、千住博、末永敏明、福本正、福井江太郎）のプロデュースとマネージメントを手掛けてまいりました。
２０２２年１２月に永井画廊銀座開廊５０周年記念「千住博展」にて私のプロジェクトとコレクションを紹介させていただいたのに続き
今回は２つのテーマをご紹介させていただきます。
１つ目は「Xmas Gift展」と称する、綺羅星のごとく、まるで宝石の様に輝く「小品の日本画」の数々です。クリスマスツリーの様なディスプレーを御高覧下さい！
２つ目は、私のプロデュースした作家達の木版画作品の紹介です。
NHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」テロップにも流れている「アダチ版画研究所」の協力で浮世絵と全く同じ手法、すなわち作家が作品を描き
彫師が版木を彫り、摺師が紙に摺重ねて制作された作品です。原画とそこから出来上がった木版画（浮世絵）との対比も展覧、解説いたします。

三條弘敬

＊三條弘敬は「公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団」の役員（評議員）です。