街からのお知らせ

銀座ディスプレイコンテスト2022

今年も銀座ディスプレイコンテストの受賞店舗が決定いたしましたのでご紹介させていただきます。
銀座ディスプレイコンテストとは、約40年前から行われている歴史あるコンテストで、毎年最もディスプレイが華やかになるクリスマスシーズンに銀座全域の店舗を対象に審査を実施しております。
優秀な店舗には表彰を行ない、ディスプレイ写真の展示も開催いたします。

受賞作品

日本空間デザイン協会賞

デザインの点で最優秀と認められた店舗　空間活性化により環境への配慮が顕著にみとめられた店舗

ティファニー銀座本店
カルティエ銀座ブティック
シャネル銀座
エルメスジャポン
HOUSE OF DIOR GINZA
グッチ並木
バーニーズ　ニューヨーク銀座本店
ルイ・ヴィトン銀座並木通り店

銀座通連合会優秀賞

銀座通連合会加盟店のなかで、ディスプレイ(空間デザイン)によって街への貢献と環境への配慮が顕著にみとめられた店舗

ティファニー銀座本店
松屋　銀座本店
東急プラザ銀座
GINZA SIX
資生堂パーラー銀座本店

銀座タウン賞

銀座全域から、ディスプレイ(空間デザイン)によって街への貢献と環境への配慮が顕著にみとめられた店舗
継続的な努力・成果も評価し、下記3賞各数店ずつ、計11店舗を選出
◆金賞　最優秀と認められた店舗
◆銀賞　優秀と認められた店舗
◆奨励賞　新しい可能性と将来への意欲を期待できる店舗

金賞

モンクレール銀座
クリスチャンルブタン銀座店

銀賞

Ginza Sony Park
博品館TOY PARK

奨励賞

ハリー・ウィンストン銀座本店
銀座・伊東屋
ヴァンクリーフ＆アーペル銀座本店
ショーメ　銀座本店
ウブロ銀座ブティック
コムサステージ銀座店
ベルルッティ　銀座並木通り店

受賞店舗のディスプレイ写真展示

会　場：	三井住友銀行銀座支店 ATMコーナー中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 1F
会　期：	2023年1月14日(土)〜2月28日(火)まで
時　間：	ATM営業時間(月～土曜日7：00～24：00、日曜日7：00～21：00) ＊最終日は15:00まで

銀座ディスプレイコンテストについて

審査期間：	2022年11月28日(月)～12月9日(金)
対象店舗：	銀座全域の店舗＊銀座通連合会優秀賞は、対象を銀座通連合会加盟店に限る
審査対象：	店舗のショーウィンドウ、ファサード、外観などのディスプレイ(空間デザイン)
審査方法：	日本空間デザイン協会員と銀座通連合会販売促進委員会による。予備審査で70店舗程度をノミネート。最終審査で入賞店舗を決定。
スケジュール：	予備審査　2022年12月1日(木) 街頭審査　2022年12月3日(土)～12月9日(金) 最終審査　2022年12月13日(火)
審査員：	日本空間デザイン協会銀座通連合会販売促進委員会

「銀座ディスプレイコンテスト2022」総評

銀座ディスプレイコンテスト審査委員長
山田昌之 (日本空間デザイン協会)

今回は銀座全域から優れたディスプレイが88点ノミネートされ、各賞の選定となりました。

今、店舗が入れ替わったり、大きな間口で工事中のビルが増えたりと、街の様相が変わりつつあります。そしてインバウンド含め、街に人の流れが戻ってきているなか、全体的には非常にあたたかいムードが印象的でした。優しい色彩や丸みを帯びたアウトライン、サステナビリティも含めて、親しみやすさとヒューマニティを感じる表現で、ひとつひとつ丁寧につくられ、きちんと向き合って細かいところから語り掛けてくるものがありました。

街並みで見れば、ビルのファサード2階3階まで、あるいはビル全体のビジュアルをうまくつかっているところがこの数年増えてきており、ウインドウだけではない、縦に見上げるような見せ方で銀座の空間を広げ、街を明るくしてくれているように思います。
また、営業していないスペースを生かした空間デザイン・演出や、工事中の仮囲いにアートをほどこして、各所で目を楽しませる工夫をしていることも銀座ならではの光景で、街の活性化につながっていると感じます。

近年活用されているVRは、銀座でも随所に見受けられ、新しいコミュニケーションを生んでいました。それゆえに、人が街に実際に足を運んでリアルに見て感じるというコミュニケーション、その原点に立ち返る大切さも再認識した次第です。

多様性ある銀座のディスプレイには、見どころを探す楽しみというものがあって、本当に心があたたまり、勇気づけられ、時代が前に進んでいくポジティブなエネルギーを感じました。
こういう経験ができる街、それが銀座なのだと思います。
世界で争いが起こっている今、この日本の銀座で、人々が平和でものを見たり、ときめいたりできるありがたさを、ディスプレイを通じて感じます。
引き続き、これからの銀座の楽しさ明るさ強さを期待するものです。

リンクをシェアする