銀座おすすめお肉7選

2F「肉処」は檜の格子が美しい空間。

精肉店からスタートした、肉好きなら誰もが知る老舗「銀座 吉澤」。創業100周年を迎えた2024年、銀座創業の地に新たな自社ビルを竣工。1階には精肉店を、2階と3階には趣の異なる肉料理店をオープンしました。


2階の「肉処」は、明るく洗練された空間で、友人同士の集まりにもぴったり。ランチタイムには、すき焼きやステーキを定食スタイルで気軽にいただけるので、行列ができるほどの人気ぶりです。ディナータイムには、創業以来の伝統を受け継ぐすき焼きやしゃぶしゃぶに加え、焼肉やせいろ蒸しといった新メニューも楽しめます。

3階の「肉割烹」は、ディナータイムのみ営業する贅沢な空間。檜のカウンターが醸し出す高級感は特別な日のディナーに最適で、記憶に残るひとときを演出してくれます。

2F「肉処」の「すき焼きコース」12,000円（ディナータイムのみ、別途サービス料10％）。先付・前菜盛り合わせ・肉刺・すき焼き・御飯・味噌汁・香の物・デザートつき。コースには生肉が含まれるので、苦手な場合は予約時にお知らせを。

「銀座 吉澤」は、日本一の和牛の市場として知られる「東京食肉市場」の仲卸だけあり、肉の選定眼には確かな信頼があります。肉の目利きが、肉質・脂質・血統・飼育法まで細かく吟味して仕入れた枝肉は、じっくりと熟成させ、旨みが最高潮に達したタイミングで提供してくれるという手間ひまのかけ方。その味わいは、まさに贅沢の極みです。

お店で取り扱うのは、松阪牛、近江牛、田村牛といった銘柄牛ばかり。しかも、市場に3割ほどしか出回らない雌牛だけ。希少な雌牛にこだわる理由は、その脂の質にあります。脂の融点が低く、人肌でとろけるほどなめらかな口当たり。しっとりと広がる旨みとやさしい後味で、胃に重たさを感じません。その真価は、ぜひ看板メニューのすき焼きで堪能してみてください。

3F「肉割烹」の「四季彩（しきさい）コース」30,000円（別途サービス料10％）。先付・前菜・造里・替り鉢・ヒレ料理・揚物・凌ぎ・蓋物・すき焼き・お食事・デザート。コースには生肉が含まれるので、苦手な場合は予約時にお知らせを。


3F「肉割烹」のメニューは、選び抜かれた和牛に旬の食材を巧みに織り混ぜ、和牛の旨味を余すことなく引き出すおまかせコースをご用意。ワンランク上の美食体験をお楽しみいただけます。

目の前で職人が仕上げるライブ感も相まって、五感すべてで味わう特別な時間に。ここでしか出合えない、和牛の新たな美味しさを堪能できます。

歴史ある銀座のガス灯通りの一角に佇む「GINZA sima」は、看板のないレンガ造りの一軒家。まるで本当に知る人だけがたどり着けるような、隠れ家的な雰囲気が魅力です。

一歩足を踏み入れると、オーナー自らがイギリスから買い付けてきたアンティークや、こだわりのオーダーインテリアでまとめられた、あたたかみのある空間。上質でありながら、自宅のようにくつろげる居心地の良さを演出しています。

店内は、鉄板を目の前にした1階のカウンター席と、鉄板を囲むように椅子が並ぶ2階の個室をご用意。目の前でシェフが調理するライブ感や、会話を楽しみながら料理の香りや音に包まれる、五感で味わう贅沢な時間が広がります。

こちらで提供されるのは、日本が世界に誇る高級和牛「神戸牛」。「GINZA sima」では、この特別な神戸牛を、神戸の名門・川岸牧場から直接仕入れることで、肉質の信頼性と鮮度を保ち、常に最高の状態で提供しています。

川岸牧場の神戸牛は、モーツァルトを聴きながら、衛生管理の行き届いたストレスのない環境でのびのびと育てられた希少な純血種の牛。都内でも取り扱っている店舗はごくわずかで、美食家の間では“極上の逸品”として知られています。しっとりとやわらかく、口の中でとろける脂には甘みと芳醇な香りがあり、一口でその違いを実感いただけるはずです。

しかも、取り扱うのは、“A5ランクの雌牛のみ”という贅沢さ。A5ランクとは、日本の和牛の格付けにおいて最高ランクを示す評価のことで、肉のきめ細やかさや脂の入り具合（霜降り）、色、ツヤなどすべての基準をクリアしたものだけに与えられる称号です。

数ある日本のブランド牛の中でも、神戸牛はその希少さとクオリティの高さから、トップクラスの人気を誇りますが、その分も価格も張ります。しかし「GINZA sima」では、この特別な神戸牛を、川岸牧場から直接仕入れることで、同等クラスの神戸牛を扱う他店に比べて、よりリーズナブルにお楽しみいただけるのも魅力のひとつです。

【55,000円コース】ベルーガキャビアと食べ比べ 55,000円（別途サービス料10％）
・ベルーガキャビアナチュール（10g）
・季節の焼き野菜 （季節により異なります）
・川岸牧場産神戸牛雌牛フィレ50g（鉄板調理）
・川岸牧場産神戸牛雌牛サーロイン100g（炭火焼き）
・新潟県”千寿”の魚沼産コシヒカリ
・赤出汁、香の物
・デザート
・sima特製ブレンドコーヒー

コースでは、主役の神戸牛以外にも、キャビアなどの高級食材、旬の野菜も取り入れ、四季を感じる一皿一皿を丁寧に仕上げています。
さらに、お料理は温めた器で提供され、器にもこだわりが光ります。漆器や佐賀県の唐津焼といった日本伝統の器に加え、マイセンやロイヤルコペンハーゲンといった欧州の名窯の器も取り入れ、料理の魅力を一層引き立てます。ワインや日本酒とのペアリングとともに、目にも舌にも豊かなひとときをご堪能いただけます。

日本が誇るホスピタリティが詰まった「GINZA sima」で、記憶に残るひとときをぜひお過ごしください。

すき焼（ランチ）5,300円〜、（ディナー）8,000円〜。

1947年創業、日本一の街・銀座で変わらず愛され続けてきた「銀座らん月」は、国内最高ランク「A5等級」の黒毛和牛を使用したメニューが評判の老舗です。

「A5等級」とは、日本の和牛格付けで最も高い品質を示し、肉のきめ細かさ、霜降り（脂の入り具合）、色、ツヤなど、すべてにおいて最高評価を受けた牛肉だけが認定されます。
さらに「銀座 らん月」では、きめ細やかでやわらかな肉質にこだわるため、出産経験のない未経産の雌牛に限定して仕入れています。雌牛の脂は融点（とける温度）が低いため、口の中でふわりととろけて、脂の重たさを感じさせないまろやかな味わいが特長です。

また、信頼する生産者と契約し、一頭まるごと買い付ける「一頭買い」によって、高いクオリティを保ちながらコストを抑えることを実現。人気のすき焼きをはじめ、しゃぶしゃぶやステーキなど、さまざまなメニューで極上の和牛をお楽しみいただけます。

特撰A5和牛みぞれ焼　2,000円。サラダ、ご飯、味噌汁、香の物付き。


ランチタイムには、特撰A5ランクの和牛を使った多彩なメニューをご用意。ハンバーグやカレー、赤ワイン煮など、上質な和牛を気軽に楽しめる料理が揃います。

とくに人気なのが、さまざまな部位のA5和牛を一度に味わえる「特撰A5和牛みぞれ焼」。まろやかな塩麹ポン酢とポン酢、2種類のたれにさっと和牛を絡ませていただくと、さっぱりした風味で脂の旨みが引き立ち、最後まで箸が止まりません。彩り豊かな野菜との相性も抜群！　ランチでも、A5和牛の魅力をしっかりとご堪能いただけます。

店内には3タイプの座席をご用意。大きなガラス窓から自然光が差し込む明るく開放的なテーブル席のほか、半個室と完全個室もあります。

ガラス窓に面した半個室は、4名までの利用が可能。銀座の街並みを見下ろせる特別な雰囲気と、ほどよいプライベート感が魅力で、観光やショッピングの合間にゆったりと食事を楽しめます。
＊半個室利用時は、ランチタイムは1人500円、ディナータイムは1人1,000円の料金がかかります。

より静かで落ち着いた空間を求める方には、完全個室がおすすめ。4名、6名、8名と人数に応じて選べ、個室をつなげて最大20名までの利用も可能です。ご家族やグループでのお食事に最適です。
＊個室利用時は、個室料のほか、別途10％のサービス料がかかります。
個室料は1室あたり
・4名個室：ランチタイム2,000円／ディナータイム4,000円
・6名個室：ランチタイム3,000円／ディナータイム6,000円
・8名個室：ランチタイム5,000円／ディナータイム10,000円

銀座駅から徒歩1分。落ち着いた木目を基調とした店内に一歩足を踏み入れると、山形の伝統織物をあしらった、ぬくもりのある空間が広がる「米沢牛黄木 銀座店」。日本が誇るブランド和牛・米沢牛の中でも、最高峰の味わいを提供してくれます。

この店を手がけるのは、創業102年、山形県米沢市に本店を構える老舗の精肉店「米沢牛 黄木」。米沢牛の取扱量は山形県内トップクラスを誇り、長年培ってきた目利きの技術で高い信頼を集めてきました。
仕入れは、社長自らが米沢牛の枝肉市場に足を運び、一頭ごとに直接吟味。格付けの数字だけにとらわれることなく、霜降りの入り方や肉の張り、育てられた環境まで丁寧に見極め、選び抜かれた牛のみを使用しています。

提供される米沢牛は、未経産の雌牛に限定。その理由は、雄牛に比べて脂の融点が低く、香り高くなめらかな口どけを楽しめるためです。口に入れた瞬間にふわりととろけ、繊細でしつこさのない味わいは、一度食べたら忘れられないはず。さらに飼育期間を通常より長い33ヶ月以上に延ばすことで、赤身にもしっかりと旨みを蓄えた肉質に。一口ごとに広がるその濃密な旨みに、思わず頬がほころぶはずです。

山形の豊かな自然も、美味しさに一役買っています。冬は厳しく、夏は暑いという寒暖差のある気候、豊富なミネラルを含んだ雪解け水、上質な稲わらといった飼育環境が、ほかにはない米沢牛の深い味わいを生み出しています。

すき焼きコース 20,000円。最高ランクのリブロース芯（150g）のほか、先付け、前菜盛り合わせ（4品）、山形郷土料理の冷汁、ご飯、味噌汁、香の物、デザート、コーヒー付き。

看板メニューのすき焼きには、代々受け継がれてきた秘伝の味噌だれを使用。赤味噌をベースにしょうゆなどを絶妙に配合した特製の割下は、米沢牛の旨みを一層引き立ててくれます。

さらに、調味料や食材も山形県産にこだわり、ご飯には最高ランクの「プレミアムつや姫」、卵は濃厚な味わいの「紅花卵」を使用するなど、細部までこだわりが光ります。

料理を引き立てるアルコールのラインナップもこの店の魅力のひとつ。日本酒は、地元山形の希少な地酒を厳選。とくに人気の銘酒「十四代」は、常時5～6種類を取り揃えています。ワインは山形県産をはじめ、世界各地から米沢牛に合う銘柄をセレクト。お肉の部位や調理法に合わせたペアリングも提案してくれます。

店内には米沢織のアートが随所に飾られており、上質な空間を演出。テーブル席のほか、2～12名で利用できる大小の個室も完備されているので、プライベートな空間を重視したい方にもおすすめです。
銀座で、確かな目利きと自然の恵みによって育まれた米沢牛を味わい尽くす贅沢なひととき。日本の美意識と丁寧なおもてなし、山形県の美食が詰まった一軒で、心に残る食体験をぜひお楽しみください。

銀座の路地裏にひっそりと佇む「鉄板焼 しろや銀座亭」は、目の前でシェフが調理を行うライブ感あふれる鉄板焼きダイニング。音・香り・視覚と、五感で楽しむ贅沢なひとときがここにあります。

使用する食材はすべて国産にこだわり、黒毛和牛の「北さつま牛」や活伊勢海老、国産活鮑（いけあわび）など、厳選された高級素材ばかり。鉄板の上でジュウッと焼き上がる音や立ちのぼる香りが、食欲をさらに刺激します。

なかでも自慢は、鹿児島県が誇るブランド牛「北さつま牛」。きめ細かな霜降り、とろけるような口どけ、あふれる濃厚な旨み。そのすべてが他では味わえない特別な体験を生み出します。

しかも、この北さつま牛の中でも、最高ランクの「A5」だけを厳選して提供。まさに贅沢の極みです。「A5」とは、日本の和牛の格付けで最上級に位置付けられる評価。肉の質や脂の入り具合（霜降り）、色合いなど、すべての基準を満たした牛肉だけに与えられる証です。

「扇」コース32,100円。北さつま牛の鉄板焼き60g、季節の海鮮、焼き野菜、ガーリックライス、デザートなど全11品。

おすすめのコース「扇」は、北さつま牛の鉄板焼き（フィレかサーロン）を主役に、野菜や魚介もバランスよく楽しめる内容。なかでも肉の焼き上がりは圧巻で、五感で堪能する鉄板焼の醍醐味が詰まった一皿です。

味付けにもこだわり、醤油・味噌・塩・油すべてに国産の上質なものを厳選。和の旨味をベースに、食材の魅力を引き立てています。

また、シャンパンを含むワインコースや日本酒（十四代・黒龍など）も充実しており、コースに合うペアリングも提供。乾杯向けのシャンパン付きのプランも好評です。

店内は、照明や音楽、香りまで計算された大人がゆったり過ごせる上質な空間です。高級感のあるL字型の大理石カウンターや和の温もりを残すはなれで、銀座の街にふさわしいラグジュアリーなひとときを過ごすことができます。

日本のおもてなしと食文化を融合させた体験型ダイニングは、美食とゆったりとした時間を堪能したい方に、ぜひ訪れてほしい一軒です。

神戸牛ショートコース（12,000円）より、前菜のウニクリームのワッフルコーン、シュー、モナカ。神戸牛おすすめ部位2種（塩）、絹ロース、神戸牛 肉寿司、本日のスープ、神戸牛おすすめ部位2種（タレ）、神戸牛ヘレ、本日のシャーベット付き。

お肉のアラカルトも用意されていますが、「牛屋 銀兵衛 銀座店」の真骨頂は、やはりコース料理。フレンチの技術と感性を軸に構成された“イノベーティブフレンチ”の世界観と、日本が誇る神戸牛がリンクした、新たな美食体験を生み出します。

その料理を手がけるのは、ミシュランガイドで二つ星を獲得した名店「小笠原伯爵邸」出身のシェフ。焼肉という枠にとらわれず、前菜からメイン、デザートまで驚きと感動が込められた一皿を提供してくれます。

前菜には、神戸牛のタルタルにウニクリームを合わせ、まるでジェラートのような見た目に仕立てた一品、八海山の酒粕とマスカルポーネチーズ、生ハムを挟んだモナカ、フォアグラムースといちぢくのコンポートを詰めたシュー生地に、ヴィンコットソースを注入していただく遊び心のあるアミューズなどが並びます。いずれも手でつまめるサイズながら、美しさと味わいを兼ね備えた、まさに食べるアートです。

なかでも注目は、冷凍せずチルド保存された神戸牛の「絹ロース」。しっとりとした舌ざわりと、口に含んだ瞬間に広がる豊かな香りと旨みは格別で、この店を訪れたらぜひ味わってほしい逸品です。

店内には、カウンター席、テーブル席、完全個室（個室利用料：1室2,000円〜）を完備。 特別な日や記念日にふさわしい洗練された空間の中で、神戸牛とフレンチが織りなす新しい美食体験をお楽しみいただけます。

料理とともに楽しめるアルコールのラインナップも充実。ソムリエが厳選したワインのほか、日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎なども揃い、好みに合わせた一杯を選ぶことができます。

日本初のシュラスコ専門店として長年愛されてきた人気店が、2024年、アルゼンチンスタイルの肉料理を楽しめる「Latina PARRILLA」としてリニューアルオープン。

PARRILLA（パリージャ）とは、スペイン語で「網」を意味し、薪の熾火（おきび）でじっくりと焼き上げる伝統的な肉の調理法です。火加減の調整が難しい一方、素材の水分を逃さず、外はサクッと軽やかに、中はふっくらジューシーに仕上がります。立ち上る薫香と豊かな風味に包まれた肉は、一口で虜になる味わい。使用する薪は、ナラ、カシ、サクラの3種類。肉のおいしさをさらに引き立てています。

パリージャ和牛チーズバーガー（200g）2,800円。ランチのみ。数量限定。サラダ、フライドポテト、ポンテゲージョつき。

「パリージャ和牛チーズバーガー」は、つなぎを一切使わず、和牛100％で仕上げたパテが自慢の逸品。素材の味わいをダイレクトに楽しめる、ワイルドで満足感のある一品です。使用する和牛は、その日の仕入れによって異なり、松阪牛のイチボなど、さまざまな部位を絶妙にミックス。肉本来の旨みと香ばしさが口いっぱいに広がります。
バンズには、グルメバーガー店御用達の名店「峰屋」のパンを採用。和牛パテの力強い味に負けない風味と、心地よい歯切れの良さで、全体のバランスをさらに引き立てています。

シックで温もりのある照明に包まれた店内は、大人の隠れ家のような落ち着きに満ちた空間。ブラックとレッドを基調にしたモダンなインテリアが、特別なひとときを演出します。

カジュアルな印象のあるハンバーガーを、こんな上質な空間でじっくり味わうのも粋なもの。極上のランチタイムをお楽しみください。