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遠藤 彬×高嶋 ちさ子

GINZA CONNECTIVE VOL.7

遠藤 彬×高嶋 ちさ子

2012.04.04

バイオリニストの高嶋ちさ子さんと、銀座人たちの対談シリーズ。高嶋さんにとって銀座は、仕事でもプライベートでも思い入れのある街。そんな高嶋さんがゲストの方に、銀座のあれこれをディープに聞いていただきます。今回のゲストは、近代美容を開拓し、1世紀に渡り女性の美をサポートしてきた「遠藤波津子グループ」の代表取締役社長、遠藤彬さんです。

「本物を提供したい」という理念が貫かれています。

高嶋さん
ハツコエンドウさんのドレスは、本当に素敵ですね。もう結婚して11年になるんですけど、縁起でもないですが、もう一度こういうウエディングドレスを着るために結婚したくなりますね(笑)。
遠藤さん
ありがとうございます。
高嶋さん
婚礼用の着物やドレスはオリジナルで作られているのですか?
遠藤さん
着物は、京都の作家さんと一緒に手がけたオリジナルデザインのものばかりです。問屋さんから仕入れるということはしないので大変なところもあるのですが、初代から続く「本物を提供したい」という理念が貫かれています。
高嶋さん
ドレスもですか?
遠藤さん
ドレスに関してはセレクトショップといえばわかりやすいでしょうか。
最高級の素材と縫製、デザインによるクチュールドレスも取り揃えておりますし、もちろん、オリジナルデザインのドレスもご用意しております。
高嶋さん
今、全国にお店はどのくらいあるのでしょうか?
遠藤さん
いえいえ、ほとんど東京にあるんです。横浜に3軒、名古屋に1軒、それ以外は東京なんですよ。
高嶋さん
そうなのですね。お店はかなり歴史があると思うのですが、創業されたのはいつ頃ですか?
遠藤さん
1905年、明治38年です。今年で107年になりますね。
父の祖母が初代の遠藤波津子を務めてから、私の母で四代目になりました。

日本で初めての美顔術を広めました。

高嶋さん
今ではウエディングのトップブランドとしても有名ですが、もともとは美容室だったそうですね。
遠藤さん
ええ。最初、銀座で始めたときは、お化粧や着付けのほかに、美顔術、今でいうエステをやっていました。
高嶋さん
当時は、美容室でエステを受けられるのは普通のことだったのですか?
遠藤さん
いえ、エステもできてトータルで美を磨ける場所というのは、うちが初めてではないでしょうか。
美顔術自体、日本初のことでした。
高嶋さん
総合美容の先駆け的な存在だったのですね。美顔術とはどういうものだったのですか?
遠藤さん
当時の女性の化粧というと、肌にあまりよくない鉛の成分が含まれているおしろいが主流でした。しかし、肌のお手入れをする習慣がなかったために、女性たちは肌荒れに悩んでいたそうです。
高嶋さん
そんな時代もあったのですね。
遠藤さん
その頃、初代遠藤波津子(本名・ハツ)の夫が渡米したんですが、美容法が日本よりはるかに進んでいたことに驚いたそうです。帰国後、ハツに語ったところ、美容に目覚めたんでしょうね。女性の美は素肌の美しさありき、ということでアメリカ式の美容術を習得し、日本で初めての美顔術を広めました。
高嶋さん
今でも施術方法は変わっていないのですか?
遠藤さん
初代の著書があるんですが、それを見ると今とほとんど変わっていないことがわかります。現在でも使っている器具が、100年以上前から使われていたのは驚きですね。

ハツコ エンドウ ウェディングス 正面玄関

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