GINZA CONNECTIVE (高嶋ちさ子対談シリーズ)

亀岡 正博×高嶋 ちさ子

GINZA CONNECTIVE VOL.36

亀岡 正博×高嶋 ちさ子

2014.09.10

ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんと、銀座人たちの対談シリーズ。高嶋さんにとって銀座は、仕事でもプライベートでも思い入れのある街。そんな高嶋さんに、ゲストの方をお迎えして銀座のあれこれをディープに聞いていただきます。今回のゲストは、現在、銀実会の理事長としても活躍されている有限会社並木ビルの取締役、亀岡正博さんです。

銀座生まれ、銀座育ち。今も銀座に住んでいます

高嶋さん
亀岡さんは、貸しビル業をされているんですね。 どんなお仕事なんですか?
亀岡さん
はい、銀座三丁目のビルを管理しています。仕事内容は、細かい作業で言えば蛍光灯を取り替えたり、水が止まったら直しに行ったりと、とにかくビルで何かトラブルがあれば早急に対処し、テナントさんに気持ち良く仕事をしていただく為の環境づくりなどをしています。
高嶋さん
いろいろやることがあるんですね。
亀岡さん
はい。自分のビルなのですが、うちの父の方針で、管理会社を入れるのではなく、自分の目で見て、自分で感じて、自分たちで管理をしています。
高嶋さん
社長自ら動かれているんですね。
亀岡さん
そうですね。父も現役ですので、父と自分とで頑張っています。
高嶋さん
そもそも亀岡さんは銀座育ちですか?
亀岡さん
はい。生まれも育ちも銀座です。
高嶋さん
おぉ!そうなんですか。まさか今も銀座に住んでいるとか?
亀岡さん
はい、今も銀座に住んでいます。
高嶋さん
ご結婚は?
亀岡さん
はい、子供もおります。私は銀座で生まれて泰明幼稚園へ通い、小学校からは私立でしたので銀座ではなかったのですが、姉たちは泰明小学校にも通っていましたね。
高嶋さん
ずっと銀座だなんてすごい。深夜の銀座ってどんな感じなんですか?ゴーストタウン?
亀岡さん
飲み屋街が少ない三丁目だと、終電が終わる頃には人が少なくなって静かになります。ひと昔前だと、お正月とかは道の真ん中で寝っころがれるほど誰もいませんでした。最近は年始にお店が始まるのが早くなったりしているので、寝っころがれないんですけど(笑)。
高嶋さん
究極の縄張り君ですね(笑)。ちょっと話が変わりますが、私、よくコンサートで王子ホールへ行くんですけれど、最近新しいランチ場所を探していて。亀岡さんおすすめのラーメン屋さんとかがあれば教えてもらえないですか?
亀岡さん
王子ホールから割と近いところに、鶏白湯の『銀座 篝』というお店がありまして、おいしいですよ。スープがなくなると終わってしまうんですが。
高嶋さん
鶏白湯!おいしそうですね。今度行ってみます!

銀実会としてオリンピックのパレードの警備もやりました

高嶋さん
亀岡さんは、本年度の銀実会の理事長に就任されたそうですね。
亀岡さん
そうなんです。銀実会は銀座で行われる様々な催事の企画や運営に携わり、銀座の街の安全や発展に寄与しながら、自己啓発を図る為の会員相互の親睦を目的とする会で、主に若手を中心に活動しています。
高嶋さん
大変そうですね。銀実会の活動は、本業よりも忙しいと噂で聞いたことがありますが…。いかがですか?
亀岡さん
実際そうなんです(笑)。父も元気ですので、本業よりも今はそちらで忙しくさせていただいております。
高嶋さん
銀座だと何万人もの人が集まるパレードがあったりもしますよね。
亀岡さん
はい、オリンピックのパレードのときも警備をしました。銀座は、自分たちの街を自分たちで守るという意識が強いんだと思います。警備会社の人たちだけに任せるのではなく、我々も率先して警備に携わることで、安心して過ごしていただければと思っています。
高嶋さん
銀座に遊びに来る人たちは安心ですね。
亀岡さん
そう思っていただけると嬉しいです。夏には「ゆかたで銀ぶら」というイベントがあり、それは銀実会が企画から運営まで行なっています。また、 秋には「銀茶会」というイベントが中央通りの歩行者天国で行われますが、そこでも運営のお手伝いをさせていただいおります。
高嶋さん
銀座を守るために、日々お忙しそうですね。
亀岡さん
銀実会は銀座を盛り上げていこうという思いがあるので、がんばってやらせていただいています。父も街のためならやっておいでと協力してくれていますので。銀座は好きな街ですので、頑張り甲斐がありますね。

オリンピックパレード

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