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兼松 真也×高嶋 ちさ子

GINZA CONNECTIVE VOL.70

兼松 真也×高嶋 ちさ子

2017.09.01

バイオリニストの高嶋ちさ子さんと、銀座人たちの対談シリーズ。高嶋さんにとって銀座は、仕事でもプライベートでも思い入れのある街。そんな高嶋さんがゲストの方に、銀座のあれこれをディープに聞いていただきます。今回のゲストは、靴とバッグの日本ブランド「銀座かねまつ」の専務、兼松真也さんです。

ハンドバッグから始まった銀座かねまつの歴史

高嶋さん
私は本当に靴が大好きで、父には「ムカデか」って言われるくらい靴をたくさん持っているんですよ。ですから、物心がついたときからかねまつさんのことは存じ上げておりますし、上質でエレガンスな靴がたくさんありますよね。
兼松さん
ありがとうございます。
高嶋さん
創業何年になられるんですか?
兼松さん
ちょうど今年の9月で70周年を迎えます。
高嶋さん
それはすごいですね!おめでとうございます。お店はずっと銀座ですか?
兼松さん
ありがとうございます。そうですね。祖父が15歳の頃に愛知から上京してきたんですが、丁稚奉公先の親戚のお店が銀座にあったんですよ。その後戦争に行ったりもしたんですが、自分が店を出すなら銀座しかないと思っていたそうです。今後日本の中心を担う街になっていくと確信していたようですよ。
高嶋さん
先見の明があったんですね。最初の店舗は銀座のどのあたりだったんですか?
兼松さん
数寄屋橋のGAPさんの前あたり、今は道路になっているところに店がありました。その後、4丁目に移転したんですが、平成元年に今の6丁目のビルができまして、現在はそこが本店ですね。
高嶋さん
レディースシューズのお店というイメージが強いですが、もともとはバッグのお店だったそうですね。
兼松さん
そうなんです、最初は鞄屋さんからスタートしたんですよ。当時は物もない時代でしたから、現在のように自社で商品を手がけていたわけではなく、外部からバッグを仕入れて売っていたんです。10年間くらいその業態でしたが、4丁目に店舗が移転するタイミングで、鞄から靴に力を入れるようになり、商品のうち7割がシューズを占めるようになりました。
高嶋さん
デパートにもたくさん出店されていますが、今何店舗あるんですか?
兼松さん
35店舗ですね。そのうち路面店が銀座6丁目本店と銀座4丁目店の2つです。
6丁目本店ビル

6丁目本店ビル

最高の履き心地の良さにこだわったシューズが自慢

高嶋さん
靴作りにおいて一番のこだわりは何でしょうか?
兼松さん
履き心地があってこそのデザインですので、まず履きやすさをとことん追求しております。靴というのはファッションでもありますが、履き心地という点でお客様は非常にシビアです。どんなに可愛い靴でも、好みのデザインの靴であろうとも、足が痛ければお客様には履いていただけません。弊社では日本女性の足を分析し、靴の木型からオリジナルで開発をしております。
高嶋さん
足の形って人それぞれですから、履き心地って本当に難しいですよね。店員さんに「この靴、履き心地抜群なんですよ~」とおすすめされても、私に合うかどうかは別問題じゃないかなって思うこともあるんですよね。でもまあ、私は結構洗脳されやすいので、「最高ですね」とか言っちゃうんですけど(笑)。
兼松さん
確かに、既成靴だと自分にぴったり合うものというのは難しいのですが、弊社では店頭で細かな調整をしております。たとえば、ゆるい場合は中敷の下に詰め物をしたり、逆に当たっている部分は少し伸ばしたり柔らかくしたりと、お客様の足に合わせてお渡しするようにしています。
高嶋さん
きめ細やかなサービスが嬉しいですね! ちなみに、今年の秋冬はどんな靴がトレンドになるんでしょうか。
兼松さん
エレガンスなデザインが再評価されるシーズンになりそうです。ファーやスタッズ、メタルパーツなどの装飾使いで、足元に華やかなワンポイントがあるものがおすすめですね。
銀座かねまつ 秋冬の新商品

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